葛の力に魅せられて♡
いつも、ありがとうございます。
鳥取県米子市Aromain(アロマイン)の、牧田聡江です。
今日は、出雲市で開催された「出雲国風土記記載の薬草講座~葛のちから~」に、参加してきました。

7月に開催された「藍・・・・・」に続いての参加です。
葛と言えば、葛根湯とか、葛湯とか、根っこを使ったものが一般的ですが、今回は、葛の地上部にフォーカスした内容でした。
たぶん、全国的にも、珍しい取り組みのようです。
残念ながら、今日は、余裕をもって出かけたのにも関わらず、山陰道を斐川インターで降りなければいけないのに、出雲まで行ってしまい、不本意な遅刻。
悔やまれます。
最初の20分弱のお話が、聞けませんでした。
が、そこは気持ちを切り替えて・・・・・(笑)。
幸いにも、偶然というか、ご縁というか、遅れて行って案内された席が、前回「藍・・・・・」の会の講師をされた土屋いずみ先生の、隣でした。
先生の笑顔を見たとたん、気持ちが落ちついて、講座にす~っと、入っていくことが出来ました。
さてさて、「葛(くず)の地上部」といえば、ツル、葉っぱ、花ですよね。
よく見かける植物です。
・マメ科クズ族のつる性の多年草
・日本全土、中国、ニューギニアなどに分布
・ひと夏に10m生長、初秋に花を咲かせる
・繁殖力が強く、害草扱いをされる
という、強靭な生命力で、昔から、人々の暮らしに活用されてきた植物です。
意外にも、花はとても可憐で、講師の田部光恵先生によれば「妖艶な香り」なんだそうです。

そういえば、葛の花は、子供の頃から見たり触ったりしたことがあるのに、香りを意識したことがない事に驚きました。
もしかしたら、まわりの大人たちが厄介者扱いしていたのが影響しているのかもしれませんね。
その葛。
「出雲国風土記」にも記載されている、葛のちからは・・・・・。
イソフラボン、ポリフェノール、サポニンといった成分が含まれます。
なかでも、プエラリンという成分が測定されたことは、画期的で、ますます期待が膨らみます。
葛の効用として、抗骨粗鬆症、血圧上昇抑制、抗糖化、抗酸化、抗炎症、血管系の保護、女性ホルモン用作用、抗がん作用・・・・・・・などなど。
まだまだ、たくさんの可能性を秘めている植物のようで、お話を聞きながら、わくわくしました。
すでに、商品化にこぎつけられたものもありますが、今日は、酵素エキスや葛の花を漬け込んだ葛の花ビネガー、葛粉抹茶の試飲もさせて頂きました。



どれも、優しいお味で美味しかったですよ。

後半は、染織作家の飯田奈央先生に、葛のつるを刈りとって、ぐらぐら煮てから発酵させ、それを川の流れの中で洗い流し繊維のみを取り出す作業を、写真とともにお話しして頂きました。
実際に、葛の繊維を糸にしたものも見せて頂きました。

これを、織物に使うための長い長い糸にしていかなければなりません。
1本づつ、結んでつなぎ合わせていく、気が遠くなるような作業・・・・・。
今日は、そのつなぎ合わせるための、独特な結び方「葛結び」を、教わりました。
なかなか思うようには、出来ませんでしたが・・・・・。
身近な植物に秘められた、力と可能性に触れ、あらためて植物に敬意を払い、感謝をして頂くことの大切さをおもいました。
こんど、葛の花を見かけたら、香りを確かめてみようと思います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
♡心から感謝します。♡
鳥取県米子市Aromain(アロマイン)の、牧田聡江です。
今日は、出雲市で開催された「出雲国風土記記載の薬草講座~葛のちから~」に、参加してきました。

7月に開催された「藍・・・・・」に続いての参加です。
葛と言えば、葛根湯とか、葛湯とか、根っこを使ったものが一般的ですが、今回は、葛の地上部にフォーカスした内容でした。
たぶん、全国的にも、珍しい取り組みのようです。
残念ながら、今日は、余裕をもって出かけたのにも関わらず、山陰道を斐川インターで降りなければいけないのに、出雲まで行ってしまい、不本意な遅刻。
悔やまれます。
最初の20分弱のお話が、聞けませんでした。
が、そこは気持ちを切り替えて・・・・・(笑)。
幸いにも、偶然というか、ご縁というか、遅れて行って案内された席が、前回「藍・・・・・」の会の講師をされた土屋いずみ先生の、隣でした。
先生の笑顔を見たとたん、気持ちが落ちついて、講座にす~っと、入っていくことが出来ました。
さてさて、「葛(くず)の地上部」といえば、ツル、葉っぱ、花ですよね。
よく見かける植物です。
・マメ科クズ族のつる性の多年草
・日本全土、中国、ニューギニアなどに分布
・ひと夏に10m生長、初秋に花を咲かせる
・繁殖力が強く、害草扱いをされる
という、強靭な生命力で、昔から、人々の暮らしに活用されてきた植物です。
意外にも、花はとても可憐で、講師の田部光恵先生によれば「妖艶な香り」なんだそうです。

そういえば、葛の花は、子供の頃から見たり触ったりしたことがあるのに、香りを意識したことがない事に驚きました。
もしかしたら、まわりの大人たちが厄介者扱いしていたのが影響しているのかもしれませんね。
その葛。
「出雲国風土記」にも記載されている、葛のちからは・・・・・。
イソフラボン、ポリフェノール、サポニンといった成分が含まれます。
なかでも、プエラリンという成分が測定されたことは、画期的で、ますます期待が膨らみます。
葛の効用として、抗骨粗鬆症、血圧上昇抑制、抗糖化、抗酸化、抗炎症、血管系の保護、女性ホルモン用作用、抗がん作用・・・・・・・などなど。
まだまだ、たくさんの可能性を秘めている植物のようで、お話を聞きながら、わくわくしました。
すでに、商品化にこぎつけられたものもありますが、今日は、酵素エキスや葛の花を漬け込んだ葛の花ビネガー、葛粉抹茶の試飲もさせて頂きました。



どれも、優しいお味で美味しかったですよ。

後半は、染織作家の飯田奈央先生に、葛のつるを刈りとって、ぐらぐら煮てから発酵させ、それを川の流れの中で洗い流し繊維のみを取り出す作業を、写真とともにお話しして頂きました。
実際に、葛の繊維を糸にしたものも見せて頂きました。

これを、織物に使うための長い長い糸にしていかなければなりません。
1本づつ、結んでつなぎ合わせていく、気が遠くなるような作業・・・・・。
今日は、そのつなぎ合わせるための、独特な結び方「葛結び」を、教わりました。
なかなか思うようには、出来ませんでしたが・・・・・。
身近な植物に秘められた、力と可能性に触れ、あらためて植物に敬意を払い、感謝をして頂くことの大切さをおもいました。
こんど、葛の花を見かけたら、香りを確かめてみようと思います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
♡心から感謝します。♡