親子で乗り越える
こんにちは。
いつもありがとうございます。
夏休みが終わって一息・・・・。
お客様から、夏休みのお話を聞きながら、色々と考えさせられる時期でもあります。
楽しい旅行のお話だと、話に引き込まれて自分も一緒に体験したような気持ちになったり、いろんな思い出が蘇ったりします。
なかでも、夏休みをとおして親子の成長につなげた体験談は、とても楽しみですし考えさせられます。
それは、夏休みに入る前にそういう目標を立てて望んでおられるわけではないのですが、結果、「イイ夏休みでした!」ということです。
数年前、小学生二人を残して仕事に出ることが気がかりのまま迎えた夏休み。
毎日、お弁当を作って出かけながらも、どこか子供に対する後ろめたい気持ちがあったそうです・・・・。
二人のお子さんたちは、自発的に洗濯物を取り込んだり、お米を研いだりして・・・・お母さんの帰宅をまっ待ったそうです。
そして、夏休み最後の日
「どこにも連れて行ってあげられなかったし、いつも二人に留守番させて悪かったね。」
という、お母さんの言葉に・・・。
「お母さん、忙しいのに毎日お弁当作ってくれてありがとう。お母さんのお弁当、美味しかったよ。私たち、楽しい夏休みだったよ!」
このお話を聞いた時、胸が熱くなったのを今でも覚えています。
そして、今年はどうだったのでしょう・・・・。
「それがね・・・・。今年の夏休みは本当に大変でした・・・。」
と、溢れるように・・・・。
中学生のお子さんが、夏休み前のある日突然、部活の同級生から無視されるようになって、ミーティングなどの連絡事項も知らされなくなり・・・。夏休みに入って少ししたある日、部活に行っているはずのお子さんが仕事中のお母さんに電話をしてきて・・・。
「今日は、もう(部活から)帰ったから・・・。」
そんな電話、今までしたことなかったし、無視されている話は聞いていたのでお母さんは胸騒ぎがしたそうです。
そして、家に帰ってからゆっくり話をすると・・・・。
このところ部活に行っても、居場所がなくて、「用事がある。」と嘘ついて早々に帰ってきていたこと。部活を辞めるって言ったらお母さんが悲しむだろうと思って言えなかったこと・・・・などなど、話してくれたそうです。
そこで、お母さんは
「嘘をついてまで行かなくていい。夏休みは、部活に行かなくていいから休みなさい。部活を続けるか辞めるか・・・それは、自分で決めればいい。」
そういって、顧問の先生に、事情を話して、休ませたそうです。
先生からは、一度休むと出にくくなるから休ませないで欲しいと言われたそうですが、一歩も譲らず「休ませます。」の一点張りで通したそうです。
学校とのやりとりの中には、不信感を拭えない部分を持ちながらも、2学期が始まりました。
その間、どういうことがあったのかは分かりませんが、2学期が始まって間もなく、同級生が全員で謝りに来て、部活が再開しているようです。
毎日が手探りで、親としてどう対処すべきなのか自問自答の日々だったと振り返られましたが、この経験を通して親子の信頼関係をより強く確かなものにされたのではないでしょうか。
それには、日頃のコミュニケーションが密であり、ちょっとした変化に気づくことができたこと。自分の体験や正直な気持ちを子供と共有できたことは、大きかったと思います。
先生との間に立った時も、全力で子供を守る姿勢が、親子の信頼関係を強くしたのだと思います。
私は、親として子供に伝えなければいけないと思っていることがあります・・・。
それは
「世界中を敵にまわしても、お母さんは最後まで見方だよ!」
この思いが、子供に伝わっていれば、大抵のことは乗り越えられるのではないかと思っています。
小さなことのように思われるかもしれませんが、子供のプライドを守ることや、子供のために頭が下げられるかどうか・・・。
自分の子育ての中で大切にしてきたことですし、娘達が大人になった今でもその気持ちは変わりません。
・・・・・。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
夏休みが終わって一息・・・・。
お客様から、夏休みのお話を聞きながら、色々と考えさせられる時期でもあります。
楽しい旅行のお話だと、話に引き込まれて自分も一緒に体験したような気持ちになったり、いろんな思い出が蘇ったりします。
なかでも、夏休みをとおして親子の成長につなげた体験談は、とても楽しみですし考えさせられます。
それは、夏休みに入る前にそういう目標を立てて望んでおられるわけではないのですが、結果、「イイ夏休みでした!」ということです。
数年前、小学生二人を残して仕事に出ることが気がかりのまま迎えた夏休み。
毎日、お弁当を作って出かけながらも、どこか子供に対する後ろめたい気持ちがあったそうです・・・・。
二人のお子さんたちは、自発的に洗濯物を取り込んだり、お米を研いだりして・・・・お母さんの帰宅をまっ待ったそうです。
そして、夏休み最後の日
「どこにも連れて行ってあげられなかったし、いつも二人に留守番させて悪かったね。」
という、お母さんの言葉に・・・。
「お母さん、忙しいのに毎日お弁当作ってくれてありがとう。お母さんのお弁当、美味しかったよ。私たち、楽しい夏休みだったよ!」
このお話を聞いた時、胸が熱くなったのを今でも覚えています。
そして、今年はどうだったのでしょう・・・・。
「それがね・・・・。今年の夏休みは本当に大変でした・・・。」
と、溢れるように・・・・。
中学生のお子さんが、夏休み前のある日突然、部活の同級生から無視されるようになって、ミーティングなどの連絡事項も知らされなくなり・・・。夏休みに入って少ししたある日、部活に行っているはずのお子さんが仕事中のお母さんに電話をしてきて・・・。
「今日は、もう(部活から)帰ったから・・・。」
そんな電話、今までしたことなかったし、無視されている話は聞いていたのでお母さんは胸騒ぎがしたそうです。
そして、家に帰ってからゆっくり話をすると・・・・。
このところ部活に行っても、居場所がなくて、「用事がある。」と嘘ついて早々に帰ってきていたこと。部活を辞めるって言ったらお母さんが悲しむだろうと思って言えなかったこと・・・・などなど、話してくれたそうです。
そこで、お母さんは
「嘘をついてまで行かなくていい。夏休みは、部活に行かなくていいから休みなさい。部活を続けるか辞めるか・・・それは、自分で決めればいい。」
そういって、顧問の先生に、事情を話して、休ませたそうです。
先生からは、一度休むと出にくくなるから休ませないで欲しいと言われたそうですが、一歩も譲らず「休ませます。」の一点張りで通したそうです。
学校とのやりとりの中には、不信感を拭えない部分を持ちながらも、2学期が始まりました。
その間、どういうことがあったのかは分かりませんが、2学期が始まって間もなく、同級生が全員で謝りに来て、部活が再開しているようです。
毎日が手探りで、親としてどう対処すべきなのか自問自答の日々だったと振り返られましたが、この経験を通して親子の信頼関係をより強く確かなものにされたのではないでしょうか。
それには、日頃のコミュニケーションが密であり、ちょっとした変化に気づくことができたこと。自分の体験や正直な気持ちを子供と共有できたことは、大きかったと思います。
先生との間に立った時も、全力で子供を守る姿勢が、親子の信頼関係を強くしたのだと思います。
私は、親として子供に伝えなければいけないと思っていることがあります・・・。
それは
「世界中を敵にまわしても、お母さんは最後まで見方だよ!」
この思いが、子供に伝わっていれば、大抵のことは乗り越えられるのではないかと思っています。
小さなことのように思われるかもしれませんが、子供のプライドを守ることや、子供のために頭が下げられるかどうか・・・。
自分の子育ての中で大切にしてきたことですし、娘達が大人になった今でもその気持ちは変わりません。
・・・・・。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。