歩けるようになりたい!
こんにちは。
ご訪問、ありがとうございます。
今年3月から、寝たきりになって1年という女性のもとに、週1回のペースで出張アロマに伺っています。
とにかく最初は、ほとんど声を発することはなく、何を聞いても、ただただゆっくり頷くだけという状態でした。
ひと月半くらいたった頃、ご本人もご家族も、「歩けるようになりたい!」という希望をお持ちなのを確認しました。
そこから、足をメインにしたメニューに変えていきました。

これは、2回目の足浴の様子です。
座位を保つことさえままならず、足先を少し持ち上げるだけで、身体が後ろに倒れるような状態でした。
試行錯誤を重ねながら、徐々にボディイメージが戻ってくるのが、行く度に感じられるようになりました。
当初とは、足の指の重なりや、爪の状態も随分変わってきました。(上段:4月25日、中段:7月11日、下段:8月29日)
撮影ポジションの角度が少し違っていて恐縮ですが・・・・。

肌も爪もピンク色になってきて、とてもキレイです。
そして、今日は、出張アロマを始めて、まる6か月の日となりました。
今までは、施設内で行われる「体操の時間」に、参加されることはなかったようですが、今日は「行く!」と、ご本人が言われたのだそうです。
ちょうど、その様子を見学させてもらう事ができたのですが、そこで驚きの光景を何度も目撃することになりました。
車いすに乗ったままでの体操ですが、手足の動かし方に「やる気満々!」な気持ちが満ち溢れています。
体操が終わると、車いすのステップを自分でセットして足を載せ、両手で車いすを動かし始められました。
驚いている私を見て、「何か?」とでも言わんばかりに、ドンドン車いすを前へ進めて行かれます。
部屋に戻ると、楽しいおしゃべりが始まりました。
「私はねー、左利き。いっつも注意されてなおされて・・・・。裁縫も左だけど、右もできて、両方できるしねー。はさみも包丁も左だけど、両方できる・・・・(笑)。」
こんなに大きな声でハッキリとしたおしゃべりを続けられたのは、初めてでした。
足浴の用意をすると、自分から身体を動かして、膝下をベッドから降ろされて、起き上がる時にちょっとだけお手伝いするだけです。
足浴中も、おしゃべりは続きました。
足浴が終わったら、タライから足を出して、私のタオルの上に足をのせられて・・・・。
元の場所に横になるのは、ご自分で・・・・。
トリートメント時に、バスタオルを敷こうとすると、足全体を持ち上げて「ハイ!どうぞ!」と、言った具合です。
しかも、それが何とも絶妙なタイミングで、阿吽の呼吸なのです。
こういう事を当たり前のようにされる様子を見ながら、この半年を振り返ると、奇跡のような気がしてきます。
「1年後に、立つとか歩くとかといったことは、まず100%ないでしょうね。」
と、介護職員さんが言われたのが、嘘のようです。
まだ、歩ける状態ではありませんが、着実に目標に近づいていると思います。
「歩きたい!」気持ち、持ち続けることが大切なのだと、つくづく思います。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
ご訪問、ありがとうございます。
今年3月から、寝たきりになって1年という女性のもとに、週1回のペースで出張アロマに伺っています。
とにかく最初は、ほとんど声を発することはなく、何を聞いても、ただただゆっくり頷くだけという状態でした。
ひと月半くらいたった頃、ご本人もご家族も、「歩けるようになりたい!」という希望をお持ちなのを確認しました。
そこから、足をメインにしたメニューに変えていきました。

これは、2回目の足浴の様子です。
座位を保つことさえままならず、足先を少し持ち上げるだけで、身体が後ろに倒れるような状態でした。
試行錯誤を重ねながら、徐々にボディイメージが戻ってくるのが、行く度に感じられるようになりました。
当初とは、足の指の重なりや、爪の状態も随分変わってきました。(上段:4月25日、中段:7月11日、下段:8月29日)
撮影ポジションの角度が少し違っていて恐縮ですが・・・・。

肌も爪もピンク色になってきて、とてもキレイです。
そして、今日は、出張アロマを始めて、まる6か月の日となりました。
今までは、施設内で行われる「体操の時間」に、参加されることはなかったようですが、今日は「行く!」と、ご本人が言われたのだそうです。
ちょうど、その様子を見学させてもらう事ができたのですが、そこで驚きの光景を何度も目撃することになりました。
車いすに乗ったままでの体操ですが、手足の動かし方に「やる気満々!」な気持ちが満ち溢れています。
体操が終わると、車いすのステップを自分でセットして足を載せ、両手で車いすを動かし始められました。
驚いている私を見て、「何か?」とでも言わんばかりに、ドンドン車いすを前へ進めて行かれます。
部屋に戻ると、楽しいおしゃべりが始まりました。
「私はねー、左利き。いっつも注意されてなおされて・・・・。裁縫も左だけど、右もできて、両方できるしねー。はさみも包丁も左だけど、両方できる・・・・(笑)。」
こんなに大きな声でハッキリとしたおしゃべりを続けられたのは、初めてでした。
足浴の用意をすると、自分から身体を動かして、膝下をベッドから降ろされて、起き上がる時にちょっとだけお手伝いするだけです。
足浴中も、おしゃべりは続きました。
足浴が終わったら、タライから足を出して、私のタオルの上に足をのせられて・・・・。
元の場所に横になるのは、ご自分で・・・・。
トリートメント時に、バスタオルを敷こうとすると、足全体を持ち上げて「ハイ!どうぞ!」と、言った具合です。
しかも、それが何とも絶妙なタイミングで、阿吽の呼吸なのです。
こういう事を当たり前のようにされる様子を見ながら、この半年を振り返ると、奇跡のような気がしてきます。
「1年後に、立つとか歩くとかといったことは、まず100%ないでしょうね。」
と、介護職員さんが言われたのが、嘘のようです。
まだ、歩ける状態ではありませんが、着実に目標に近づいていると思います。
「歩きたい!」気持ち、持ち続けることが大切なのだと、つくづく思います。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。