大山ユートピアコース
こんにちは。
いつもありがとうございます。
昨日は、2日前に誘われた大山ユートピアコースへの過酷な?登山に参加してきました。
山歩き講座の有志・・・・で、ユートピアのお花畑を目指す早朝スタートの登山でした。
時間が早かったのと曇っていたので、体感気温は心地よいスタートとなりました。
まずは、大山寺の参道を登り、大神山神社へ・・・。

登山の無事を祈って参拝。

暑くなかったのもあって、前半はイイ感じのペースで登って行きました。

が、景色はこの通り。
そのうち、ポツリポツリ・・・と、雨。
急遽、リュックからカッパを出してとりあえず上だけ着ました。そして、リュックにカバーをかけて雨よけ・・・。
そのうち、道は徐々に険しくなり、「こんなところ登るの?」と、何度も何度も思いました。
が、今回のパーティー17名の中では一番若い(であろう)私が、そんなこと声に出せる訳もなく、必死でついて行きました。
ちょうど、気持ちが弱気になりかけた頃
「もう少し頑張ったら、キレイなお花畑だけんな~。頑張ろうで~!」
と、後ろの方から先輩の声掛けに、気持ちが上向きました。
「そうだ!そうだ!お花畑だ!」
と、思いながらも深い霧の中・・・・・。
いっこうに天気が回復しそうな気配はありません。



想像していたお花畑との感動的な対面・・・というわけには行きませんでした。
そして、ユートピアの避難小屋から途中まで引き返し下山・・・・。
登ってきた道を下りていくなんて想像できないほどの厳しさに、途方にくれる思いでした。
正直、この時点で登るのも下るのももう無理・・・・と言いたい心境でした(泣)。
すると、「この先非常に危険」と書いた看板の先にロープが張ってある方向へ、下山ルートが示されました。
「下りは砂すべりを行きます。途中、危険な箇所があるので、男性は女性のサポートをしてください。ロープにつかまって歩くところは十分に間隔をあけないと危険ですから注意してください。」
と、ベテランガイドの隊長に言われ、足がすくみます。

手も足も・・・体中使って岩場を一歩一歩慎重に降りていくと、いよいよ砂すべり。
砂すべりといっても、細かい砂ではなく砂利くらいのものからゴロゴロした石ころや直径10センチを越えるような石の斜面を、滑るように下って行きました。
やっと、元谷近くまで降りたところで休憩。
その時点でも、山は全容を見せることなく・・・。

「ユートピア」の言葉の響きに抱いていたイメージとは全く違う、過酷な登山に参加したことに自分の力不足を痛感させられた苦い経験となりました。
それでも山登りをするにあたり、自分との約束・・・・。
「翌日の仕事に支障をきたさないこと!」
当たり前の事ですが・・・・。
一時はどうなることかと思いましたが、今朝は普段通りに起床。筋肉痛も大したことなく、元気です!
岩に膝をぶつけたり木の根に引っかかって転んだりしたにも関わらず、写真は撮れなっかったけれどドキッとするほど鮮やかなブルーの紫陽花が突然、目の前に現れたり、たわわに実を付けたナナカマドの葉っぱが一部だけ赤くなっているのを横目で見ながら歩いたことなど次々に思い出され、楽しい思いにふけっています。
やっぱり、山はいいな~。山登りの魅力って、こういうことなんだと・・・しみじみ感じています。
・・・・。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
昨日は、2日前に誘われた大山ユートピアコースへの過酷な?登山に参加してきました。
山歩き講座の有志・・・・で、ユートピアのお花畑を目指す早朝スタートの登山でした。
時間が早かったのと曇っていたので、体感気温は心地よいスタートとなりました。
まずは、大山寺の参道を登り、大神山神社へ・・・。

登山の無事を祈って参拝。

暑くなかったのもあって、前半はイイ感じのペースで登って行きました。

が、景色はこの通り。
そのうち、ポツリポツリ・・・と、雨。
急遽、リュックからカッパを出してとりあえず上だけ着ました。そして、リュックにカバーをかけて雨よけ・・・。
そのうち、道は徐々に険しくなり、「こんなところ登るの?」と、何度も何度も思いました。
が、今回のパーティー17名の中では一番若い(であろう)私が、そんなこと声に出せる訳もなく、必死でついて行きました。
ちょうど、気持ちが弱気になりかけた頃
「もう少し頑張ったら、キレイなお花畑だけんな~。頑張ろうで~!」
と、後ろの方から先輩の声掛けに、気持ちが上向きました。
「そうだ!そうだ!お花畑だ!」
と、思いながらも深い霧の中・・・・・。
いっこうに天気が回復しそうな気配はありません。



想像していたお花畑との感動的な対面・・・というわけには行きませんでした。
そして、ユートピアの避難小屋から途中まで引き返し下山・・・・。
登ってきた道を下りていくなんて想像できないほどの厳しさに、途方にくれる思いでした。
正直、この時点で登るのも下るのももう無理・・・・と言いたい心境でした(泣)。
すると、「この先非常に危険」と書いた看板の先にロープが張ってある方向へ、下山ルートが示されました。
「下りは砂すべりを行きます。途中、危険な箇所があるので、男性は女性のサポートをしてください。ロープにつかまって歩くところは十分に間隔をあけないと危険ですから注意してください。」
と、ベテランガイドの隊長に言われ、足がすくみます。

手も足も・・・体中使って岩場を一歩一歩慎重に降りていくと、いよいよ砂すべり。
砂すべりといっても、細かい砂ではなく砂利くらいのものからゴロゴロした石ころや直径10センチを越えるような石の斜面を、滑るように下って行きました。
やっと、元谷近くまで降りたところで休憩。
その時点でも、山は全容を見せることなく・・・。

「ユートピア」の言葉の響きに抱いていたイメージとは全く違う、過酷な登山に参加したことに自分の力不足を痛感させられた苦い経験となりました。
それでも山登りをするにあたり、自分との約束・・・・。
「翌日の仕事に支障をきたさないこと!」
当たり前の事ですが・・・・。
一時はどうなることかと思いましたが、今朝は普段通りに起床。筋肉痛も大したことなく、元気です!
岩に膝をぶつけたり木の根に引っかかって転んだりしたにも関わらず、写真は撮れなっかったけれどドキッとするほど鮮やかなブルーの紫陽花が突然、目の前に現れたり、たわわに実を付けたナナカマドの葉っぱが一部だけ赤くなっているのを横目で見ながら歩いたことなど次々に思い出され、楽しい思いにふけっています。
やっぱり、山はいいな~。山登りの魅力って、こういうことなんだと・・・しみじみ感じています。
・・・・。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。