ボランティアいろいろ・・・
こんにちは。
ご訪問、ありがとうございます。
慌ただしく時間がすぎてしまい、気がつけがもう立冬を過ぎ、冬の足音に耳をすませる頃に・・・。
先月は、台風で大きな被害の出た伊豆大島から目が離せない日が続きましたが、その後の様子が気になります。
そこで、いつも「生の椿油」でお世話になっている株式会社椿さんのブログ、伊豆大島カメリアちゃん日記をのぞいてみました。
自衛隊の方々も、徐々に少なくなり非常事態からは抜け出したものの、やはりそこに暮らされる方の生活が元通りになるには、当然のことながら、まだまだ時間がかかります。
地元の中学生がボランティアに参加して、かなりの戦力になっている様子が書かれていて、胸が熱くなりました。
彼らの行動が、人手としてだけでなく島を支える大きなパワーになっているようで、頼もしく感じました。
ボランティア・・・・。
さまざまなボランティアがありますよね。
ふと、自分に何ができるのかを、問うてみる・・・。
今まで、自分が関わってきたボランティア活動はどうだったのだろう・・・。
読み聞かせ、手話通訳、車椅子介助、お年寄りの方へのアロマトリートメント、交通安全の広報活動・・・・・などなど。
今でも忘れられないボランティアは、介護保険などまだなかった頃(障害のある方の施設では、ショートステイが始まっていました)、ある施設の文化祭で、車椅子介助(車椅子を押して、移動をお手伝いする)をした時の事です。
私が担当したのは、60代後半の男性でした。
その日は、文化祭が開かれていて、建物の内外で、催し物や展示などが行われていました。入所されている方のご家族もたくさん来られ、賑やかな秋の日、ちょうど今頃だったと思います。
「どこに行ってみましょうか?」とか、「あそこで面白そうなゲームやってますから見に行ってみましょうか?」「・・・・・?」
いろいろ誘っても、その方は、
「どこにも行かなくていい。」
と、沈んだ声。うつむいたまま、自分の部屋に戻るとおっしゃるのです。
せっかくだからともう一度誘ってみると・・・。
「俺なんか、家族のお荷物だから・・・。どうぜ・・・・俺なんかいない方がいいんだ・・・。」
と、泣き出されてしまいました。
今のように、介護保険もなく、デーケアとかショートステイといった言葉も一般的ではなかったと思います。
ご家族は、何か留守をしなければいけない用事があったのかもしれませんし、もしかしたら、いつも家にばかり居るから文化祭を見せてあげたかったのかもしれません。
が、彼にとっては家族から見放されたような寂さや心細さでいっぱいだったのでしょう。
その時・・・。
私がしたことは、ただただ背中をさするだけでした。それしかできませんでした。
自分の無力さ、未熟さにどうしようもない思いでした。
20年近く前の事ですが、いまだにあの時の事を思い出すと、人の心に寄り添うとか相手の気持ちになって考えるって本当に難しい事だと考えさせられます。
あらためて、伊豆大島の中学生の皆さんが、眩しく見えます。
今日も、最後まで読んで下さってありがとうございます。
それでは、また・・・・。
(*^。^*)
ご訪問、ありがとうございます。
慌ただしく時間がすぎてしまい、気がつけがもう立冬を過ぎ、冬の足音に耳をすませる頃に・・・。
先月は、台風で大きな被害の出た伊豆大島から目が離せない日が続きましたが、その後の様子が気になります。
そこで、いつも「生の椿油」でお世話になっている株式会社椿さんのブログ、伊豆大島カメリアちゃん日記をのぞいてみました。
自衛隊の方々も、徐々に少なくなり非常事態からは抜け出したものの、やはりそこに暮らされる方の生活が元通りになるには、当然のことながら、まだまだ時間がかかります。
地元の中学生がボランティアに参加して、かなりの戦力になっている様子が書かれていて、胸が熱くなりました。
彼らの行動が、人手としてだけでなく島を支える大きなパワーになっているようで、頼もしく感じました。
ボランティア・・・・。
さまざまなボランティアがありますよね。
ふと、自分に何ができるのかを、問うてみる・・・。
今まで、自分が関わってきたボランティア活動はどうだったのだろう・・・。
読み聞かせ、手話通訳、車椅子介助、お年寄りの方へのアロマトリートメント、交通安全の広報活動・・・・・などなど。
今でも忘れられないボランティアは、介護保険などまだなかった頃(障害のある方の施設では、ショートステイが始まっていました)、ある施設の文化祭で、車椅子介助(車椅子を押して、移動をお手伝いする)をした時の事です。
私が担当したのは、60代後半の男性でした。
その日は、文化祭が開かれていて、建物の内外で、催し物や展示などが行われていました。入所されている方のご家族もたくさん来られ、賑やかな秋の日、ちょうど今頃だったと思います。
「どこに行ってみましょうか?」とか、「あそこで面白そうなゲームやってますから見に行ってみましょうか?」「・・・・・?」
いろいろ誘っても、その方は、
「どこにも行かなくていい。」
と、沈んだ声。うつむいたまま、自分の部屋に戻るとおっしゃるのです。
せっかくだからともう一度誘ってみると・・・。
「俺なんか、家族のお荷物だから・・・。どうぜ・・・・俺なんかいない方がいいんだ・・・。」
と、泣き出されてしまいました。
今のように、介護保険もなく、デーケアとかショートステイといった言葉も一般的ではなかったと思います。
ご家族は、何か留守をしなければいけない用事があったのかもしれませんし、もしかしたら、いつも家にばかり居るから文化祭を見せてあげたかったのかもしれません。
が、彼にとっては家族から見放されたような寂さや心細さでいっぱいだったのでしょう。
その時・・・。
私がしたことは、ただただ背中をさするだけでした。それしかできませんでした。
自分の無力さ、未熟さにどうしようもない思いでした。
20年近く前の事ですが、いまだにあの時の事を思い出すと、人の心に寄り添うとか相手の気持ちになって考えるって本当に難しい事だと考えさせられます。
あらためて、伊豆大島の中学生の皆さんが、眩しく見えます。
今日も、最後まで読んで下さってありがとうございます。
それでは、また・・・・。
(*^。^*)