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香りがもたらすもの・・・

 以前、「アロマオイル」について書いたことがあります。

 アロマテラピーに使用するのは精油=エッセンシャルオイルで、アロマオイルではないこと・・。


 ところが最近、アロマオイル云々のレベルではなく、人工香料による人体への影響がクローズアップされ始めています。


 特に子供たちの嗅覚(20年前に比べて)に異変が起きつつあるのだとか・・・。そういえば、今の子供たちは生まれた時から人工香料曝露の状態にあります。

 シャンプーやリンス、ボディソープ、入浴剤などの直接肌につけるものはもちろんですが、ほとんどの加工食品に人工香料が使用されています。そして、室内・車内の芳香剤・・・洗濯洗剤に柔軟剤などなど。



 社会的には「香りビジネス」が経済効果をうみだしている現実もあり、例えばレストランで珈琲の香りを意図的に曝露することで、食後の珈琲の売上を伸ばしたり、デパートの売り場で「その場に居つづけたい・・・」と思うような心理作用をもたらす香りで滞在時間を長くして売上アップを計るような戦略もあるのだそうです・・・。


 一瞬、アロマテラピーをしているものからしても、メカニズムとしては納得できますが、問題はその香りが人工香料だということなのです。


 アロマテラピーに使用する精油は、植物から抽出されたもので、数十種類を超える多数の有機化合物から成り立っています。ガスクロマトグラフィーでも認識できないくらいの微量の成分をも含み、実に複雑で繊細な集合体なのです。


 一方、人工香料は、表現したいものの香りの特徴的な成分のみで構成されています。そういった香りに慣れてしまうと、自然な状態の本来の香りを認識できなくなったり、嗅覚自体が鈍くなったりする事が考えられます。


 嗅覚の異変は、ただ単に香りの認識のみならず、全身に及ぶことはアロマテラピーを勉強された方ならお分かりだと思います。実際には不妊などにも影響を及ぼしているともいわれています。



 しかし、人工香料についてはこれから先も問題山積・・・。食品添加物の場合は、使用しても良いものが決まっていますから、新しいものを使用するためには様々な検証や手続きが必要です。
ところが食品以外のものに使用する人工香料については、使用してはいけないものは国が定めていますが、それ以外は今のところ何を使用してもいいことになってしまいます。その数は膨大・・・というよりも輪郭さえも見えてこないのです。


 それらが心と身体にもたらすもの・・・。


 本来、嗅覚は生命の危険を察知する大切な感覚なのです。それに異変が起きるということは大変なことのはず・・・。


 人工香料を人類が使い始めてからそれほど時間が経っていないので、問題はまだまだ見えてきていませんが、はっきりみえてから考えるのでは遅すぎます。


 せめて、そういうものをできる限り取り除く暮らしを考えなければなりません。そして、自然の香りを味わったり楽しんだりする事を子供たちに教えていかなければなりません。


 それはすなわち心を育てる事であり、健康な身体をつくる事であり、自然環境を大切にすることなのですから・・・。




 
プロフィール

Aromain

Author:Aromain
ようこそ、Aromainのブログへ。
鳥取県米子市で、「一年中、元気で笑顔のお手伝い!」をモットーに活動しているアロマセラピストです。。
大地のエネルギー=クレイテラピー、植物の力=アロマテラピー、植物の魂=イドロラテラピーのほか、クラニオセイクラルセラピーのお手当ても取り入れたトリートメントをしています。
おひとりお一人の「今」に向き合い、寄り添うことを大切にしています。

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