百歳万歳！
しばらく待っていると、ご高齢の男性と4人の美女のご一行様が奥のテーブルに案内されて行かれました。程なく案内された私と母、偶然、隣のテーブルでした。
何やら楽しそうな雰囲気です。もれ聞こえてくる会話は、笑いをこらえて平静を装うのがやっとの状態でした。その中のお一人が、途中で席を立たれ「すみません。賑やかで・・・。」と。
とんでもない。私にしてみればイイ席に隣り合わせたと、楽しく食事をしていました。
「あのねえ、良い事した人は天国（上）に行くでしょ。悪い事をした人は地獄（下）に行くでしょ。じゃあ、普通（中）の人はどこに行くと思う？・・・・。」？？？？？「答えは、中国！？」どっと爆笑！
こんな会話が次々と繰り出され、笑いをこらえながらの楽しい食事でした。
すると、別の女性がご高齢の男性をさして「100歳なんです。去年、百歳万歳！にでたんです。この4人は娘なんです。・・・・・。」と。
それはそれは、素敵なお嬢様方とお父ちゃん（皆さんがおっしゃっていました）。本当に楽しそうでした。お父ちゃんは、終始ニコニコ・・・。
帰りに「百歳の方とこんなふうにお目に掛かれてとても嬉しいです。勝手なお願いですが、握手させて頂けませんか・・・。」と、お願いすると快く承諾してくださり、「お父ちゃん」との握手が実現しました。
聞けば80歳を過ぎてから陸上競技を始められ、今もマスターズ陸上の選手だとか・・・・。そういえば、この方の「百歳万歳」を見たことを思い出しました。
現役100歳の手は、とても柔らかでした。私の手を握って「温かい・・！」と、素敵な笑顔。こんな言い方ヘンですけど、男性の色気を感じました。こんな事も、めったにない事ですけど（笑）。
百歳万歳！益々お元気で！また、どこかでお目に掛かれたら嬉しいです。
