お手当てボランティア
こんにちは。
ご訪問、ありがとうございます。
Aromain(アロマイン)アロマセラピストの牧田聡江です。
先日、7月の豪雨で大水害に見舞われた倉敷市真備町に、クラニオセイクラルセラピーのお手当てボランティアで伺いました。
現地で子育て支援などの活動をされているjamurの皆様のご厚意と、ご準備下さる方からの声掛けで、私も参加させて頂きました。
被災地に入るというだけで、緊張と不安が入りまじり、「本当に、私が行っていいのだろうか!?」
行きの道中、自問自答を繰り返していましたが、
到着後、まず、jamurの方から
「被災された方同士だと、無事で良かったね~とか、頑張ろうね!という会話までしか出来なくて、本音の部分を吐き出せないんですよね。外部の人には、ポロっと、話せることもあると思いますので ・ ・ ・ 。」
というお話を伺いました。
間もなく、事前に予約されていた方々が、次々と会場の公民館にいらっしゃいました。
限られた時間(2時間)のなかで、二人一組で3組に分かれ、16名の方のお手当てをさせて頂きました。
全く感情がブロックされた表情の方、周りの事が気になって落ち着かない方もありました。
私が関わった方の中で、ご高齢のお母様とケアマネージャーさんと一緒に来られていた方がありました。
彼女は、お手当てが終わり目を開くとみるみる目がうるんで、拭っても拭っても涙があふれてきました。
起き上がって座っても、涙、涙、涙 ・ ・ ・ 。
私も隣に座って、彼女の背中をさすりながら、ゆっくりと話を聴きました。
「私なんか、大変な方じゃないのに ・ ・ ・、全然、大変な方じゃないのに ・ ・ ・ 。」
と、言いながら涙が止まりませんでした。
そして、ポツリポツリとお母様の事やお子さんの事など話し始められました。
お母様と意思の疎通が取れにくくなってきている事、今日初めてお母様がショートステイから帰ってこられた事、中学生の息子さんがお婆ちゃんの事でイライラする事、障害のあるお子さんがお兄ちゃんのイライラでビクビクすることなどなど。
不安と心細さで張り裂けそうな胸の内を、聞いているうちに泣きそうになり、かける言葉がなかなか見つかりませんでした。
もっと、ゆっくりお話を聴けたらという思いはありましたが、次の方のお手当てもあり、一緒に参加した助産師さんにリレーをし、その後、その方は他の子育て中のママさんたちとのお茶会に合流されたようでした。
お手当てがすべて終わり、隣のお茶会スペースに行くと、先程の女性が少し晴れやかな表情になっておしゃべりされていて、何だかホッとしました。
お茶会の輪からちょっと離れたところでポツンと座っておられたおばあ様(彼女のお母様)に、声をかけてみました。
ご自身は、数年前から脳の病気で一人暮らしが出来なくなり、娘さんのところでお世話になっているとおっしゃっていましたが、かくしゃくとした様子で、声もしっかり出ていて話されていることもよく理解できます。
意思の疎通が難しくなったとおっしゃっていたのがウソのような印象でしたが、コレもまた症状の特徴なのでしょうね。
やはり、そういう状態は長くは続きません。
初めての人に話す時とかは、調子が一時的に良くなって別人のようになるんですよね。
その後は、同じことをずっと繰り返しお話になっていました。
ご自身の年齢も、私には80歳を過ぎていると思うとおっしゃっていましたが、別の人には94歳だとおっしゃっていたそうです。
一人一人が大切な家族で、かけがえのない存在でありながら、それぞれの抱えるものをまとめながら日常を作っていく作業は、被災された方にとって、どれだけのことかと胸が詰まる思いです。
元の暮らしに戻れるのか、戻れるとしても、それはまだまだ問題山積で、先の見えないことがいっぱいだと思います。
だからこそ、心を寄せて寄り添う活動を続けていかなければいけないと、強く思いました。
今回は、横浜、姫路、倉敷、津山、鏡野町(岡山県)、米子から総勢7人で伺いましたが、全員、「この活動は継続していこう!」という気持ちが一つになって終えることが出来ました。
全員での写真は取れませんでした ・ ・ ・ 。私も撮っていませんが(笑)。

そして、お手当てをしている時も、その場を準備して下さった方々やお手当て後のお茶会の様子、片づけの共同作業などすべての中で、「自分はどうなのか!?」と、心揺さぶられることがたくさんありました。
また、折に触れて、書いていこうと思います。
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
♡心から感謝♡
ご訪問、ありがとうございます。
Aromain(アロマイン)アロマセラピストの牧田聡江です。
先日、7月の豪雨で大水害に見舞われた倉敷市真備町に、クラニオセイクラルセラピーのお手当てボランティアで伺いました。
現地で子育て支援などの活動をされているjamurの皆様のご厚意と、ご準備下さる方からの声掛けで、私も参加させて頂きました。
被災地に入るというだけで、緊張と不安が入りまじり、「本当に、私が行っていいのだろうか!?」
行きの道中、自問自答を繰り返していましたが、
到着後、まず、jamurの方から
「被災された方同士だと、無事で良かったね~とか、頑張ろうね!という会話までしか出来なくて、本音の部分を吐き出せないんですよね。外部の人には、ポロっと、話せることもあると思いますので ・ ・ ・ 。」
というお話を伺いました。
間もなく、事前に予約されていた方々が、次々と会場の公民館にいらっしゃいました。
限られた時間(2時間)のなかで、二人一組で3組に分かれ、16名の方のお手当てをさせて頂きました。
全く感情がブロックされた表情の方、周りの事が気になって落ち着かない方もありました。
私が関わった方の中で、ご高齢のお母様とケアマネージャーさんと一緒に来られていた方がありました。
彼女は、お手当てが終わり目を開くとみるみる目がうるんで、拭っても拭っても涙があふれてきました。
起き上がって座っても、涙、涙、涙 ・ ・ ・ 。
私も隣に座って、彼女の背中をさすりながら、ゆっくりと話を聴きました。
「私なんか、大変な方じゃないのに ・ ・ ・、全然、大変な方じゃないのに ・ ・ ・ 。」
と、言いながら涙が止まりませんでした。
そして、ポツリポツリとお母様の事やお子さんの事など話し始められました。
お母様と意思の疎通が取れにくくなってきている事、今日初めてお母様がショートステイから帰ってこられた事、中学生の息子さんがお婆ちゃんの事でイライラする事、障害のあるお子さんがお兄ちゃんのイライラでビクビクすることなどなど。
不安と心細さで張り裂けそうな胸の内を、聞いているうちに泣きそうになり、かける言葉がなかなか見つかりませんでした。
もっと、ゆっくりお話を聴けたらという思いはありましたが、次の方のお手当てもあり、一緒に参加した助産師さんにリレーをし、その後、その方は他の子育て中のママさんたちとのお茶会に合流されたようでした。
お手当てがすべて終わり、隣のお茶会スペースに行くと、先程の女性が少し晴れやかな表情になっておしゃべりされていて、何だかホッとしました。
お茶会の輪からちょっと離れたところでポツンと座っておられたおばあ様(彼女のお母様)に、声をかけてみました。
ご自身は、数年前から脳の病気で一人暮らしが出来なくなり、娘さんのところでお世話になっているとおっしゃっていましたが、かくしゃくとした様子で、声もしっかり出ていて話されていることもよく理解できます。
意思の疎通が難しくなったとおっしゃっていたのがウソのような印象でしたが、コレもまた症状の特徴なのでしょうね。
やはり、そういう状態は長くは続きません。
初めての人に話す時とかは、調子が一時的に良くなって別人のようになるんですよね。
その後は、同じことをずっと繰り返しお話になっていました。
ご自身の年齢も、私には80歳を過ぎていると思うとおっしゃっていましたが、別の人には94歳だとおっしゃっていたそうです。
一人一人が大切な家族で、かけがえのない存在でありながら、それぞれの抱えるものをまとめながら日常を作っていく作業は、被災された方にとって、どれだけのことかと胸が詰まる思いです。
元の暮らしに戻れるのか、戻れるとしても、それはまだまだ問題山積で、先の見えないことがいっぱいだと思います。
だからこそ、心を寄せて寄り添う活動を続けていかなければいけないと、強く思いました。
今回は、横浜、姫路、倉敷、津山、鏡野町(岡山県)、米子から総勢7人で伺いましたが、全員、「この活動は継続していこう!」という気持ちが一つになって終えることが出来ました。
全員での写真は取れませんでした ・ ・ ・ 。私も撮っていませんが(笑)。

そして、お手当てをしている時も、その場を準備して下さった方々やお手当て後のお茶会の様子、片づけの共同作業などすべての中で、「自分はどうなのか!?」と、心揺さぶられることがたくさんありました。
また、折に触れて、書いていこうと思います。
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
♡心から感謝♡