入学式の服
こんにちは。
ご訪問、ありがとうございます。
私がこの仕事を始めた(6年前に長女が出産した)頃、生まれた子が、この春小学一年生になります。
彼女の成長と、私自身のセラピストとしての成長はいつも私のテーマです(苦笑)。
6年前、長女にベビーマッサージの手ほどきをした時(お客様にも同じことをお話していますが)、何事も目的を自分で理解してから、子供に語りかけるように伝えました。
ただ、「ダメ!」とか、「やめて!」とかではなく、何でダメなのか、何故、やめてほしいのかを言葉で説明する習慣を付けるように言いました。
相手が赤ちゃんであっても・・・・。
むしろ、赤ちゃんの時から始めると、その後の子育てが随分、楽になるし、自分の考えを整理して考えられるようになり、自分の気持ちにも余裕が出来ます。
例えば、生まれて間もない頃・・・。
「良い子でいてくれて、ありがとうね。〇〇ちゃんが良い子にしてくれてたから、みんなゆっくりご飯が食べられて、助かったわ。・・・・。」
大人の食事時間に、寝てくれたり起きていても泣いたりしなかったら、こんなふうに声をかけていました。
成長とともに、こうしたコミュニケーションの方法が親にも子にも備わってきていました。
子供にも、自分の気持ちを言葉で伝える力がついてきていたので、たまに会う私は、ドキッとすることもありました。
そんな彼女が、入学式にはピンクのヒラヒラした(アイドル歌手のような)洋服を着たいと思っていたようです。
親としては、キチンとしたものを着せたいと考えていたようですが・・・・。
一緒に買いに行けば、本人を説得するのは難しい・・・・・し、希望通りのものは買いたくないし・・・・。
そんな時、私がちょっぴり出しゃばって、店頭で見つけた洋服(フォーマルな)をプレゼントしようと思い立ったのでした。
しかし、どうせプレゼントするなら喜んでもらえるものが良いのですが、私が選んだ洋服はモノトーンでした。
どうしたものかと思っていたら、娘から電話がありました。
「本人と、話してみるから・・・・。」
すると・・・・。
「小学校に入学するっていうのは、ひとつ、大人になるってことなんだよ。その大事な日には、その場所にあったキチンとした洋服を着るっていうのも大切なことなんだよ。大切な時に、キチンとした洋服を選べる大人になって欲しいから、入学式には、キチンとした洋服を着て欲しいんだよ。パパもママも黒い服で、式に出るんだよ。赤ちゃん(9ヶ月の妹)にも、そういう服を着せようと思ってるよ。・・・・・。」
そして、私がそれをプレゼントすることも伝えて・・・・
親子3人で、話し合ったそうです。
大人の話はもっともだと理解できるものの、ピンクの洋服を着たいという気持ちがなかなか整理できなかったようです。
見ていて涙が出そうになったと、後で娘が言っていましたが、親も子もよく頑張ったな~と、私も胸が熱くなりました。
6歳の成長ぶりに、頼もしささえ感じました。
親も子も、勝ち負けではなくお互いに納得できる答えを出せたのは、大きな成長だと思います。
人生の節目、身が引き締まる思いを服装とともに味わうのは、大切なことだとあらためて感じます。
・・・・・。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
ご訪問、ありがとうございます。
私がこの仕事を始めた(6年前に長女が出産した)頃、生まれた子が、この春小学一年生になります。
彼女の成長と、私自身のセラピストとしての成長はいつも私のテーマです(苦笑)。
6年前、長女にベビーマッサージの手ほどきをした時(お客様にも同じことをお話していますが)、何事も目的を自分で理解してから、子供に語りかけるように伝えました。
ただ、「ダメ!」とか、「やめて!」とかではなく、何でダメなのか、何故、やめてほしいのかを言葉で説明する習慣を付けるように言いました。
相手が赤ちゃんであっても・・・・。
むしろ、赤ちゃんの時から始めると、その後の子育てが随分、楽になるし、自分の考えを整理して考えられるようになり、自分の気持ちにも余裕が出来ます。
例えば、生まれて間もない頃・・・。
「良い子でいてくれて、ありがとうね。〇〇ちゃんが良い子にしてくれてたから、みんなゆっくりご飯が食べられて、助かったわ。・・・・。」
大人の食事時間に、寝てくれたり起きていても泣いたりしなかったら、こんなふうに声をかけていました。
成長とともに、こうしたコミュニケーションの方法が親にも子にも備わってきていました。
子供にも、自分の気持ちを言葉で伝える力がついてきていたので、たまに会う私は、ドキッとすることもありました。
そんな彼女が、入学式にはピンクのヒラヒラした(アイドル歌手のような)洋服を着たいと思っていたようです。
親としては、キチンとしたものを着せたいと考えていたようですが・・・・。
一緒に買いに行けば、本人を説得するのは難しい・・・・・し、希望通りのものは買いたくないし・・・・。
そんな時、私がちょっぴり出しゃばって、店頭で見つけた洋服(フォーマルな)をプレゼントしようと思い立ったのでした。
しかし、どうせプレゼントするなら喜んでもらえるものが良いのですが、私が選んだ洋服はモノトーンでした。
どうしたものかと思っていたら、娘から電話がありました。
「本人と、話してみるから・・・・。」
すると・・・・。
「小学校に入学するっていうのは、ひとつ、大人になるってことなんだよ。その大事な日には、その場所にあったキチンとした洋服を着るっていうのも大切なことなんだよ。大切な時に、キチンとした洋服を選べる大人になって欲しいから、入学式には、キチンとした洋服を着て欲しいんだよ。パパもママも黒い服で、式に出るんだよ。赤ちゃん(9ヶ月の妹)にも、そういう服を着せようと思ってるよ。・・・・・。」
そして、私がそれをプレゼントすることも伝えて・・・・
親子3人で、話し合ったそうです。
大人の話はもっともだと理解できるものの、ピンクの洋服を着たいという気持ちがなかなか整理できなかったようです。
見ていて涙が出そうになったと、後で娘が言っていましたが、親も子もよく頑張ったな~と、私も胸が熱くなりました。
6歳の成長ぶりに、頼もしささえ感じました。
親も子も、勝ち負けではなくお互いに納得できる答えを出せたのは、大きな成長だと思います。
人生の節目、身が引き締まる思いを服装とともに味わうのは、大切なことだとあらためて感じます。
・・・・・。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございます。