ガイドヘルプ講座
こんにちは。
いつもありがとうございます。
昨日は、ガイドヘルプ講習会に行ってきました。
20数年前、日本赤十字社鳥取県支部主催の「点訳・朗読奉仕員養成講座」の、朗読部門を受講したのがきっかけで、読み聞かせの活動を始めました。
視覚障害者のための朗読ボランティアを養成するという名目の講座ですが、視覚障害とはどういうことなのかを知らなければ・・・・・ということで、当時も、実技講習を受けました。
その後も、「点訳・朗読奉仕員養成講座」は毎年開催されていますが、今回、ガイドヘルプ講習会をされると聞いて、参加させて頂きました。
20数年前に受けたときは、座学よりも実技が主だったように記憶しています。
あの時は、トイレ介助の実習に戸惑い、見えないことの現実に衝撃を受けました。
それ以来、視覚障害の方が困っておられるような場面に出くわせば、なるべく声をかけたり、聴覚障害の方と近くになれば手話でお話したりということに、心がけてきました。
昨日の講習会は、改めて視覚障害とは・・・というところから、情報を提供する目的や順序、移動をサポートする場合の安全と効率性など、具体的でとても分かりやすいお話でした。
たとえば、どこかの窓口で何かを訪ねたい、手続きをする、あるいは支払いをする・・・・そんな時、相手の方と視覚障害の方が正面に向き合うような位置になるようにして、ガイドは少し下がって見守る。または、直接、声をかけやすくするように、ガイドは相手の人と視線を合わせないようにする。
代筆、代読、食事介助、トイレ介助・・・・・などなど。
様々な場面での支援方法を学びました。
そして、二人ひと組での実習は・・・・。
アイマスクをした人(視覚障害者役)に、1枚のチラシを伝える・・・・のですが、ここで、伝える情報の内容とその順序を考えながら、写真説明などを交えながら1分間で行うというもの・・・・。
私は、女子会プランのチラシでした。
情報を順序よく組み立てて分かりやすく、金額や時間、料理の内容や品数、サービスポイントなど・・・・。
普段、なにげに見ている広告も、いざやってみると、なかなか骨が折れます。
視覚障害の様々な状態を擬似的に作った眼鏡をかけて、視野狭窄や、明かりだけを感じる状態などを体験しました。
私たちは視覚から入ってくる膨大な情報によって、当たり前だと思っている生活をしているのだということをあらためて実感しました。
何となく分かっているような気持ちで生活するのではなく、現実を知り、社会の一員として自分にできることを考え、行動しなければ・・・という思いを強くした講習会でした。
困っている人を見て、どうしていいか分からず何もできないなんてことのないよう、かといって気負わず、自然に声をかけ、寄り添いお手伝い出来る大人でありたいと思います。
当たり前のことですが・・・・。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
昨日は、ガイドヘルプ講習会に行ってきました。
20数年前、日本赤十字社鳥取県支部主催の「点訳・朗読奉仕員養成講座」の、朗読部門を受講したのがきっかけで、読み聞かせの活動を始めました。
視覚障害者のための朗読ボランティアを養成するという名目の講座ですが、視覚障害とはどういうことなのかを知らなければ・・・・・ということで、当時も、実技講習を受けました。
その後も、「点訳・朗読奉仕員養成講座」は毎年開催されていますが、今回、ガイドヘルプ講習会をされると聞いて、参加させて頂きました。
20数年前に受けたときは、座学よりも実技が主だったように記憶しています。
あの時は、トイレ介助の実習に戸惑い、見えないことの現実に衝撃を受けました。
それ以来、視覚障害の方が困っておられるような場面に出くわせば、なるべく声をかけたり、聴覚障害の方と近くになれば手話でお話したりということに、心がけてきました。
昨日の講習会は、改めて視覚障害とは・・・というところから、情報を提供する目的や順序、移動をサポートする場合の安全と効率性など、具体的でとても分かりやすいお話でした。
たとえば、どこかの窓口で何かを訪ねたい、手続きをする、あるいは支払いをする・・・・そんな時、相手の方と視覚障害の方が正面に向き合うような位置になるようにして、ガイドは少し下がって見守る。または、直接、声をかけやすくするように、ガイドは相手の人と視線を合わせないようにする。
代筆、代読、食事介助、トイレ介助・・・・・などなど。
様々な場面での支援方法を学びました。
そして、二人ひと組での実習は・・・・。
アイマスクをした人(視覚障害者役)に、1枚のチラシを伝える・・・・のですが、ここで、伝える情報の内容とその順序を考えながら、写真説明などを交えながら1分間で行うというもの・・・・。
私は、女子会プランのチラシでした。
情報を順序よく組み立てて分かりやすく、金額や時間、料理の内容や品数、サービスポイントなど・・・・。
普段、なにげに見ている広告も、いざやってみると、なかなか骨が折れます。
視覚障害の様々な状態を擬似的に作った眼鏡をかけて、視野狭窄や、明かりだけを感じる状態などを体験しました。
私たちは視覚から入ってくる膨大な情報によって、当たり前だと思っている生活をしているのだということをあらためて実感しました。
何となく分かっているような気持ちで生活するのではなく、現実を知り、社会の一員として自分にできることを考え、行動しなければ・・・という思いを強くした講習会でした。
困っている人を見て、どうしていいか分からず何もできないなんてことのないよう、かといって気負わず、自然に声をかけ、寄り添いお手伝い出来る大人でありたいと思います。
当たり前のことですが・・・・。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございます。